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2021/11/02
公開初日舞台挨拶 オフィシャルレポート!

ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたハートフルエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』が絶賛公開中です!

公開を迎えた先日・10月29日(金)、ユナイテッドシネマ豊洲にて、土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、大原さやか、吉浦康裕監督登壇の公開初日舞台挨拶イベントを実施いたしました! イベントレポートをご紹介します♪

 

【公開初日舞台挨拶 レポート】

10月29日公開の映画『アイの歌声を聴かせて』の公開初日舞台挨拶が29日、ユナイテッドシネマ豊洲で開催された。
本作上映直後、興奮が冷めやらない観客を前に、司会進行を務めた荘口彰久の掛け声で主演の土屋太鳳をはじめ、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、大原さやか、吉浦康裕監督が登壇すると会場から割れんばかりの大きな拍手が。

公開初日を迎え、今の率直な気持ちを聞かれた土屋太鳳は観客を前に「みなさんに、初日の感謝を込めて言いたいことがあるんです。緊張する!」と切り出すと、本作で演じたシオンの声で劇中のセリフさながらに『皆さん、いま、幸せ?』と問いかけ、会場はさらに大きな拍手に包まれイベントはスタート。さらに土屋は「本当にこの日を迎えられたことが幸せ。この作品でエンターテイメントって思い出を共有できるものなんだと実感して、これからも頑張ろうと思いました」と熱い胸の内を告白。福原も「こんな状況の中、たくさんのお客様と会えてうれしい気持ちでいっぱいです」と喜び、工藤は「機械のAIと人との垣根を越えた関係って素晴らしいなと思った。今日は色々お話できたら!」とコメント。吉浦監督は満席の劇場を見渡し、「コロナ禍を経て、こうしてお客様がいらっしゃるのを見て、映画館に戻ってきた、作品が世の中のものになったと、子どもの旅立ちを見る親のような気持ちです」と、感慨の表情。それぞれ、会場に集まった観客へ感謝の思いを語った。

本作でのお勧めのシーンや注目ポイントを聞かれると土屋は、「最初から最後までおすすめです!シオンのまわりにある、高校生たちの活き活きとした人間らしいパワーを見てもらいたい!」と力強く語り、興津は「AI・シオンがどんどん学習して成長していく様が良く描かれているところを特に楽しんでもらいたい。アニメを普段見る人もそうでない人も、老若男女幅広い方々に楽しんで頂ける作品です!」と語った。小松は本作のタイトルの『アイ』と『AI』『愛』をかけて「AIは誰かのためになることを思って、人の愛から生まれたもの。どこからアイがやってきてどこに行くのか、愛の流れを感じて観てほしい」と想いを語った。大原は「些細なカットにも、監督の細やかな意図がちりばめられているところに注目してほしい。サトミの母役としては、親子関係が丁寧に描写されているところがおススメ!」と、それぞれ熱い思いを語った。

AIのシオン(土屋)が歌う劇中歌も大きな注目ポイントのひとつだが、シオンの作画や演出で意識したことを問われると、吉浦監督は、「日常の会話のシーンと歌唱シーンがシームレスにつながるのはアニメミュージカルの特徴であり、ずっと挑戦してみたいと思っていたことだった。」と振り返った。それぞれタイプの違う4曲の劇中歌だが、その中でも一番印象的な曲を聞かれると福原は『ユー・ニード・ア・フレンド ~あなたには友達が要る~』を挙げ、「世界が広がっていく感覚が大好き!」と絶賛。それに対し工藤は「『Umbrella』が、すっと心に入ってきたのが印象的」と答えると土屋も「寄り添ってくれる感じがすっと入ってきてくれる」と同意。「なんで好きなのかは、もう一回劇場で振り返ってみたい!」と話し、改めて楽曲への思いを語り合った。

そして、公開初日を祝い、以前イベントで「劇中歌を合唱曲にしたい」と提案した土屋と吉浦監督へ、本作品の景部高等学校のモデルとなった学校の高校生が『ユー・ニード・ア・フレンド ~あなたには友達が要る~』を合唱するサプライズ映像が到着!生徒たちの歌声に感動した土屋は「撮影中に『もうダメかも・・・』と思ったときに、この歌に背中を押してもらった。合唱曲映像を観て、本当に・・・!すごくうれしいです!」と感動の涙をすると、横にいた福原も連られて号泣。さらに映像を届けてくれたメンバーが、この会場にも来ているというアナウンスに驚く土屋と吉浦監督に、生徒らから大きな花束が贈呈された。サプライズ続きの舞台挨拶に土屋は涙腺崩壊。花束を受け取り、「一番、心にグッときました。コロナ禍で学校に行けないこともあったと思うけれど、行けなかった分の高校生活も、本作を観てシオンと一緒に楽しんでほしい。」と涙で言葉を詰まらせながら答えた。感動冷め切らぬ中、イベントは終盤を迎え、福原は「シオンがみんなのために幸せになってほしいという一心でとる行動、その素直さに心打たれた。たくさんの方にこの作品を見ていただきたい」と語り、工藤は「生徒の皆さんからの歌声パワーを受けて、僕らが日々頑張れているのは皆さんのおかげだと今日改めて実感した。」と感謝の思いを述べた。そして、土屋は最後まで涙ながらに声を詰まらせながらも「シオンはすごく元気で、明るい存在だが、時々言う『これは命令ですか』、というセリフに、はっとさせられる。それは、シオンがプログラミングされた存在で、自分も大切にされていいんだということを知らないから。愛情を持って人と人とが思いあうヒントを、この作品が末長く伝えていけたら」語り、感動の嵐のなかイベントは幕を閉じた。


© 吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会