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2021/10/05
完成披露試写会舞台挨拶レポート!

ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』が10月29日(金)全国公開いたします!

先日9月22日(水)、完成披露舞台挨拶が新宿ピカデリーで開催され、土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野聡、大原さやか、そして監督の吉浦康裕が劇中歌の「ユー・ニード・ア・フレンド~あなたには友達が要る~」に合わせて登場。

土屋は「(コロナ禍の)厳しい状況の中、駆けつけて下さった皆様、ありがとうございます。」と笑顔で挨拶。福原は「愛に溢れた作品になっており、その“想い”が皆様に届いたら良いなと思います。」と語りました。

興津や日野も「世の中暗いニュースが多い中、この作品は皆さまを幸せに“光”を与えてくれる作品に仕上がった。」と喜びのコメント。

監督の吉浦は、「数年前に企画書を作り、ようやく今この場でお披露目できたことを嬉しく思います。本作は青春ジュブナイルで王道のエンターテイメントミュージカル。初めは、『え?!アニメでこれを、本当に作るんですか?』と周囲に言われたものの、なぜかこの作品は、“絶対に面白くできる!”という予感があった」と制作当初のエピソードを語りました。

 

ポンコツAI役、シオンを演じた感想を土屋は「頭脳を持っているけれど、人間の呼吸をもっているわけではない、でも感情がある。どう演じたらいいかわからないので、家の中にあるAI音声を色々と聞いて研究した。」とコメント。給湯器の「お風呂が沸きました♪」の音声を何度も聞いたと話す土屋は、「おフロがワキマシタ♪」と、客席に向かってモノマネも披露し、会場を沸かせました。

また今回、キャストの声はそれぞれ別収録でのアフレコでしたが、その中で土屋は「収録されたゴッちゃん、サンダーの声を聴いたとき、シオンの心がモノクロからカラーに変わった気がした。本当にキャストの皆さんに支えていただいた。」と、感慨深げに語りました。

サトミを演じた感想を福原遥は、「すごく正義感が強い一方で不器用なところがあり、心を閉ざしてしまう部分があるサトミをどうやって演じたらいいかをいろいろと考えた。シオンと出会うことによってどんどん変わっていき、シオンから愛情をたくさん受け取りながら変化していくサトミ。あ、こんなにもシオンから愛されているんだ!という思いを受け取り、幸せいっぱいに演じた。」と嬉しそうにコメント。
トウマを演じた工藤は今回、声優の仕事は初挑戦。「家で試行錯誤を重ねながら、地声よりちょっと高めにするとトウマの声になることを発見して。でも収録トップバッターで、コロナ禍でバラバラの収録だったため、他のキャストの音を聞けず不安でしょうがなかった。歌が下手な設定で、一生懸命に音をはずさなければならないのも大変だった!」と話すと、横にいたベテランの日野がうんうんと頷き、「よくわかります」と苦労を労りました。

監督は「キャラクターがその各キャストに合っているかということをシンプルに作品の演出可否の判断基準にした。どのキャストも“そのもの”だった」と語ると、ナンバーワン【イケメン】設定の興津は「つまり、僕は、、、そういうことですか?!」と話、会場の笑いを誘いました。そんな興津は本作の出演を通じて、印象的だったことや新しい発見について聞かれると「サンダーと仲良しなAIロボット“三太夫”というキャラクターが印象的だった。日常にAIが溶け込むと、こんなことになるんだ!と感心した」と近未来に思いを馳せるコメント。

日野はサンダーについて挙げ、「サンダーとシオンが乱取りシーンがある。その時にシオンが魅せる“小悪魔的シーン”と、その時の劇中歌に注目してほしい!」と熱く語った。小松も、楽曲について触れ、「AI×ミュージカルという新たなミュージカルシーンの1ページが誕生した」とコメント。また続けてサトミとお母さんの「でかける前のお決まりの挨拶=今日も、元気に頑張るぞ!オー♪」が大好きと話すと、サトミの母役の大原と、娘の福原はその場でさながら演じて見せてくれました。サトミの母役の大原は、「完成した作品を試写室で見たとき、中盤からほぼ泣いていた。でも本当に気持ちいい涙。感動的で、土屋太鳳さんの声は、こころの中の曇りが晴れて虹がかかる印象で、、、そんな『ユー・ニード・ア・フレンド~あなたには友達が要る~』は本日から先行配信です!」と感動秘話から告知までばっちりと決めるベテラン声優に会場からは拍手が!

本作ではシオンの歌唱シーンが4曲披露されます。その歌唱シーンについて土屋は、幼少期に声が出ず、とても苦労した時期があったことを告白。「できないことに挑戦したい人にぜひこの楽曲を聞いていただきたいと思う。」と熱く語ると、興津は土屋の歌声を大絶賛。「シオンがどんどん魅力的に。最初はぎこちないな、と思っていたが、ほかのキャラクターに触れていくとどんどん人間のようになっていく。素晴らしい技術であり、改めてシオンは魅力的なキャラクターなんだと感じた。」と話しました。そんなシオンについて土屋は「シオンは呼吸を知らないが、みんなに触れることで、呼吸を覚えていく。それで最後には・・・・・あ!」と、溢れる愛を前に、司会者にネタバレを制止される一幕も。

本作はAIのシオンが、サトミの“幸せ”を叶えようとする物語。司会者から、最近叶えたい又はすでに叶った“幸せ”について問われると、土屋は「今日、いま、なうです。この状況下で皆様の前にこうして揃って舞台に立てたこと、作品をお披露目できることが、本当に心から幸せです。」と感慨深く語りました。興津は「いいものが完成できたという幸せいっぱい、晴れやかな顔をされている監督を見て、幸せです。」と答えると、監督もその幸せを共鳴するように「作品は観てもらえて初めて完成する。本当に多くの人にこうして観てもらえる場に立てたことが幸せで、これからもたくさんの人に映画館でその感動を届けたいなと思う。」とコメント。

最後に土屋は「こういった状況下ではありますが、皆さんにはぜひSNSで感想を投稿してほしいです!その声がシオンたちの翼になって、さらにたくさんの人の心に“幸せ”を届けるチカラになると思います!」と会場全体を包み込む言葉と共に、完成披露イベントは幕を閉じました。


© 吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会