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2021/12/02
吉浦康裕監督×デジタル演出・CGディレクター田中哲郎登壇!スタッフトーク上映会 〜デジタル演出編〜 レポート!

ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたハートフルエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』が絶賛公開中です!

 

10月29日(金)に公開を迎え、公開初週の満足度調査では、満足度97.3%(10/29-10/31 劇場出口調査)、公開から約1ヶ月がたった今も、「Yahoo!映画」ユーザーレビュー4.3、「映画com」レビュー4.0、「Filmarks」レビュー3.9点と軒並み高評価を受け、(11/25付)SNSでも「今年圧倒的なナンバーワン映画」「2回目からが本番と誰かが言ってたけど納得」「何回観ても満足感を得られる」などとリピーターが続出し、絶賛の声が上がる本作。そんな本作のロングラン上映を記念し、イオンシネマ シアタス調布にて原作・脚本・監督を務めた吉浦康裕、デジタル演出・CGディレクターを担当した田中哲郎が登壇したスタッフトーク上映会を実施いたしました♪

 

 

【スタッフトーク上映会 〜デジタル演出編〜 レポート】

 

今回で5度目となる『アイの歌声を聴かせて』スタッフトーク上映会。⾳楽・脚本・美術監督に続いて今回は吉浦監督とともに、デジタル演出・CGディレクターの田中哲郎が登壇し、本作のデジタル演出についての制作の裏側やこだわりを包み隠すことなく紹介した。

吉浦と本作品で初めてのタッグを組んだという田中は、まず初めに「実は『イブの時間』を学生時代に拝見し、CGを使った作品に影響を受けた。初めてお会いしたときは歴史上の人物のような感じでした」と、吉浦と仕事ができることに対しての嬉しさを吐露した。一方の吉浦は田中について、「冒頭のシオンがいるネット空間の描写をどうしようかという時にプロデューサーに相談したところ、田中さんを紹介していただきました。田中さんを調べてみると「とある魔術の禁書目録Ⅲ」のオープニングもやられていて、その映像がめちゃくちゃかっこよくて。デジタル技術を持っていて、かつ演出をされているというのが大きくて、ぜひオープニングの華やかなネット空間を作ってくれませんかとお願いしました。」とオファーした際の裏話を包み隠すことなく語った。

続いて製作段階の話に話題が及び吉浦は「絵コンテの段階でCG箇所を明確に決めていたんですが、この作品はCGが担う部分が結構多くて、重要なオープニングや立体的なCGワークじゃないとできない特別なカットを最初にご相談させていただきました。お任せできてとても心強かった」と語ると、続けて「上がってくるものが毎回素晴らしくて、もっとやっていただきたいと気持ちにシフトして。制作終盤になるにつれ段々とCGが増えてきて「お掃除ロボをCGでお願いしたい」や「ビル内のバイのアクションシーンもCGでできないか」などと要望も増えていったんですが、最終的に大きなリテイクもなかったです」と初タッグながら絶大な信頼を寄せている様子が垣間見えた。

田中が「星間が作っているお掃除ロボットで顔があるということは、それなりにユーザーとコミュニケーション取るんだろうなと思いまして。人が動いたらそれに反応する方がいいかな。など、作品全体の雰囲気的にもロボットたちにもキャラクター性が見えてくるくらいのバランスがいいのかなと思って、表情を付けた」と語り、吉浦は田中の発言に納得の表情で「当初はお掃除ロボを人間っぽく、愛嬌あるものにするか悩んでいたんですが、いただいた案が魅力的で採用しました。映画全体を吟味して作っていただけているというのはすごく貴重で、それぞれの現場スタッフの工夫が積み重なって、いい具合にお客さんに届いていると思います」と満足げに語った。

吉浦が「個人的に一番嬉しかったのが、クライマックスのシオンが宇宙に旅立つシーンのエフェクトなんです。絵コンテ上ではファンタジックにお願いします。と書いたんですが自分が考えたイメージも10倍すごいものが上がってきて、見た時に声出ました」と田中の仕事っぷりに興奮を隠せない様子。
その後、最初に絵コンテを読んだ際の感想を問われると田中は「初めから仮の音楽や効果音、監督の声の入っているビデオコンテを拝見させていただきました。その時点で2時間の映画を体験した感じで、仕事中なのに止められなくなり最後まで観てしまい、皆さんが感動したであろうものと同じ印象を当時受けました。その時にぜひやりたいです。と回答させていただきました」と即答でオファーを快諾したという裏話を吐露した。

続いて本作でデジタル演出を⽀えた田中は【本作ではじめて挑戦した点】を聞かれると「全体的に大変だったんですけど、シオンの秘密が明かされるシーンを制作したことです。CG制作において泣けるシーンを担当することがあまりなくて・・・音楽も声も入っているものをずっと聞きながら制作していると作業中にも泣けてくるんです。画面が歪むんですけど、ブロックノイズなのか自分が泣いて歪んでいるのか分からない感じで作業していました・・・(笑)」と語り、笑いを誘った。

吉浦は田中について「おかげさまでこの映画の評価が数十%が上がったんじゃんないか。というくらい色々やっていただけたので、頭が上がらないです。公の場で言っていきたいんですが、次もぜひお願いしたい」と総評を語ると、会場からは大きな拍手が起き、温かい雰囲気に包まれた。

イベントも終盤に差し掛かり最後の挨拶で田中は「作っている最中がすごい楽しいなと思えた作品です。“アイ歌の世界”を楽しんでいただける方が増えて、この一か月間すごく幸せでした。これからも皆さんの力で輪を広げていただけると嬉しいです」と語り、吉浦は「公開から一か月経ったんですが、これからもこの映画の上映や活動は続けていきたいと思っていますし、良かったらみなさんもイベントなど参加いただけると嬉しいです。それから、皆さんも宣伝切り込み隊員として周りの人におすすめしてくださると嬉しいです。どうかこの映画を末永く愛していただければ、監督として今後も頑張れると思います」と、さらなる飛躍を期待しての想いを語り、イベントを締めくくった。


© 吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会